(6)高級霊による真の利他愛実践の手本
利他愛の実践とは、先に愛を与える・愛を与え続ける・相手を差別せずに愛を与えることです。こうした利他愛の実践には、必ず「自己犠牲」がともなうようになります。利他愛の深さは、自己犠牲の量によって計ることができます。自己犠牲は、その人間の愛が本物であるかニセモノ(利己愛)であるかを端的に示します。愛を語り、立派なことを口にしている人間に本当の愛があるのかは、実際に自己犠牲を払っているかどうかによってはっきりと知ることができるのです。残念ながら地上世界では、自己犠牲の精神はほとんど見られなくなってしまいました。霊的世界に対する無知ゆえに、人々は犠牲を払うのは損をすることであると考えているからです。
しかし現実に、利他愛が実践されている所があります。それが霊界です。特に霊界からスピリチュアリズムを推進している高級霊たちは、自ら犠牲を歓迎し、無私の奉仕に携わる本物の利他愛の実践者ばかりです。高級霊こそが、真の利他愛の実践者であり、地上人にとっての手本と言えます。私たちに生きた利他愛の手本があるということは、本当に幸いなことです。それは私たちの“霊的人生”に、大いなる勇気を与えてくれます。
ここでは“犠牲精神”に裏付けられた高級霊の利他愛の実際を見ることにします。
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