霊と招霊に関するQ&A

3.霊が出現する時間

ニューズレター第22号

先祖供養や招霊に都合のいい時はあるのか

先祖供養をしたり霊を招くのに、都合のいい日や時刻というものがあるのでしょうか?

霊は、物的なものや時刻などの影響は一切受けません。物質世界の条件で、霊にとって都合がいい悪いというようなものはありません。日や時刻に影響力があるかのように考えるのは迷信です。霊は地上人が誠意と真心を持って招けば、いつでもどこでも現れます。

先祖供養・先祖崇拝の儀式は、盆・正月・彼岸といった決められた日に行わなければならない理由は何もありません。もし先祖供養のための法事をしたいのであれば、いつやってもいいのです。

霊は夜に出没するというのは本当なのか

霊は夜に現れやすいと言われますが、事実でしょうか?

それは夜の暗さと静けさから受ける印象が、想像力に作用して生まれたイメージに過ぎません。そうした話はすべて迷信です。真夜中(丑三つ時)の怖さは、お化けの話の中にしか存在しません。

世間一般では、霊は夜に出現することになっていますが、それは単なる錯覚です。ちょうど星が、夜はよく見えても昼間は見えないのと同じで、昼間の太陽の光がうっすらとした霊の姿をかき消してしまうために、見えないまでのことです。

夜という時間帯に特別な意味があるかのように考えるのは間違いです。霊を見たという人の話を総合してみれば分かりますが、大半の人が昼間見ているのです。

こうした問題とは別に、霊が“エクトプラズム”という半物質によって、地上人の目に見える身体を形成することがあります。このエクトプラズムは光に当たると消滅する性質があるため、かつての心霊研究では、暗闇の中で幽霊の実験が行われました。

交霊会は真夜中の方がいいのか

霊の中には、「交霊会を真夜中にやってほしい」と指定してくる者がいますが、それはなぜでしょうか?

それはイタズラ霊が、地上人の迷信を逆手さかてに取って勿体振もったいぶっているだけです。また先祖の霊が出てきて、ひどく陰湿な場所や、妙な時間にお参りするよう指定してくることもあります。なぜこんな場所で、なぜこんな時刻にと思いますが、これも人間を困惑させて喜んでいるイタズラ霊の仕業に過ぎません。そうした注文に応じるのは無意味であるばかりでなく、時には危険でもあります。

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