コラム

世界の動きについて一言(キツネ狩り・テロリズム)

ニューズレター第27号

今回のニューズレターでの「肉食と動物虐待」の問題については、かなり厳しく感じられた方も多かったのではないでしょうか。どうかさらなる飛躍のときと受け止め、勇気を持って一歩前進してくださいますように……。そして本物のシルバーバーチの霊訓の実践者として、いまだ真実を知らない人々の見本となり、真理の灯台として霊的光を放ってくださることを心から願っています。

しくも9月15日、英国で300年以上の歴史を持つ貴族のスポーツ“キツネ狩り”が、いよいよ禁止される見通しとなったこと15日禁止法案が下院で可決)が報じられました。キツネ狩り存続については、議会でも50年以上にわたって議論が続いていました。このたびの動きは、地球規模で見たとき人類の一歩の前進と言えます。

その一方で、ここ2~3ヵ月の間に、イスラム過激派によるテロ事件が続発しています。イラクの戦後体制下でのテロ、ロシアでの学校占拠事件は、世界の人々に深刻な影響を与えています。理由はどうあれ“テロリズム”が、人々の共感を勝ち取ることはありません。

こうした事件をめぐって、さまざまな見解が飛び交っています。しかし、その本当の原因を適切に指摘しているものはありません。世界各地で愚かな行為が繰り返されているのは、地球の霊的レベルの低さによるものです。すべての惑星の中で下から2番目という霊性の未熟さが、このような悲劇を引き起こしています。国家エゴ・民族エゴ・部族エゴが複雑に絡み合い、地球上の人々をがっちりと支配していることが根本的な原因なのです。

さらに、そこに間違った教えによる宗教エゴが加わります。テロの大本は、イスラム教という間違った教えにあることは明らかです。アメリカのグローバリズムという大国エゴを批判する人間はいても、イスラム教の教えがもう一つの大きな原因であると指摘する政治家や平和主義者はいません。そのうえマスコミによって“エセ平和主義”が吹聴され、本当の原因がどこにあるのか分からなくなっているのです。

こうした現在の地球上の問題は、政治や平和主義運動によって解決されるものではありません。それを可能にするのは、霊界の高級霊達によって進められている「霊性覚醒運動」スピリチュアリズムの他にはないのです。スピリチュアリズムによる改革には時間がかかりますが、それこそが地球上から戦争を駆逐する唯一の道なのです。

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