イエスの地上再臨にともなう、幽界での“大宗教革命”

――従来の幽界の概念を覆す、幽界における地殻大変動の発生

インフォメーションNo.42

2021年に「イエスの地上再臨」が実現し、それに関連して幽界にいる多くの宗教関係の地縛霊が救われることになりました。先のインフォメーション(40号:「イエスの幽界降臨」と、クリスチャンの地縛霊の救済・41号:2021年4月、「イエスの地上再臨」実現!)では、その歴史的大事件に遭遇して、イエスによって救済されることになった聖職者の地縛霊の証言を見てきました。彼らがどれほど驚き、感激し、言葉にならないほどの感謝の気持ちを持ったか、その思いが生き生きと伝わってきます。「イエスの地上再臨」という前代未聞の出来事は、幽界の地縛霊の救済だけにとどまらず、幽界全体の状況を根本から変化させることになりました。すべての宗教がスピリチュアリズムに帰一するという、幽界における“大宗教革命”の動きをつくり出すことになりました。

今回も引き続き、「イエスの幽界降臨」によって救われた霊たちの証言を通して、幽界で起きている“大宗教革命”について見ていきます。皆さんは聖職者の地縛霊の声を通して、幽界における地殻大変動の実情をリアルに知ることになるのです。

ここでは、2021年5月31日~7月30日の交霊会での“霊の証言”を紹介します。

2021.05.31(月)

10:40に、霊の声がした。(女性霊)

「聖職者だった者です」

霊媒

「あなたは女性ですか?」

「女性です。マザーです。シスター(修道女)の取りまとめをしていました」

霊媒

「マザー・テレサと関係がある方ですか?」

「いえ。でも本当に尊敬していました」

霊媒

「今は、キリスト教の間違いは分かっておられますか?」

「大いに分かっております。死後に向かった先が、荒野でしたもの。厳しい修行に臨むのだと思いました。耐えることには慣れていたので、イエスの十字架上の死の苦しみを思って乗り切ろうとしましたけれども、さすがに“おかしい”と感じるようになりました」

霊媒

「そうでしたか。なかなか大変な境遇に置かれたのですね」

「そうなのです」

霊媒

「今は、イエスの本当の教えを手にされましたか?」

「ええ。目が覚めました。今は、本当にありがたいことだと思っています。感謝の気持ちでいっぱいです。そちらの方にお礼を言ってください。まさに修道女の見本、手本ですわ。その姿に希望の光が見えましたもの。私たちは、これから良きスピリチュアリストでありたいと、それに向けて熱心に取り組んでいるところです。お礼が言いたくて、恥を忍んで出てまいりました。そうそう、幽界の大決起集会で、そちらの二人の方が立派な挨拶をされ、感極まりました。イエスの道具として、右に出る者はおりません。立派な立ち居振る舞い、高貴な姿、私たちにとって、これほど希望の存在はありません。もちろん、イエスはお慕いしております。ですが、お二人は地上人ですもの。手本とすることができることに、たいへんな喜びがあるのです。私たちも、皆さんのようになれる資格があるのだと。もう感謝に堪えません」

霊媒との対話の中で、「そちらの二人」と言っているのは、サークルの2人のメンバーを指しています。2人は睡眠中にたびたび幽界に赴き、地縛霊たちの前で話をしています。「イエスの幽界降臨」の際には、イエスの要請を受けて、その前座(露払い)を務めています。この霊は、幽界の大決起集会で2人に会った時の状況を述べています。

霊媒

「こうしたことは、すべてイエスから出ていることです。二人はどこまでも、イエスの道具としてやっているまでです。しかし、そのようなことをお聞かせくださり、感謝しております。早速二人に伝えます」

「まあ、ありがたいことです。よろしくお伝えください。そろそろお暇いたします。さようなら」

霊媒

「マザー・テレサのことですが……

「マザーも改心してご立派になられています。でもお二人は、地上でスピリチュアリストになっておられます。そこが、さらにすごいことです」

霊媒

「お聞かせくださり、ありがとうございます。二人に伝えます」

「ありがとう。さようなら」

指導霊

「ゴードンだ。神に誓って。パーフェクトだ。次行くか?」

続いて、2人目の霊が出てきた。(男性霊)

「聖職者だった者だ。男性だ。アメリカで牧師をしていた。黒人だ」

霊媒

「あまり存じ上げませんが、あのキング牧師ですか?」

「そうだ。ようやく改心した」

マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(1929~1968)は米国のプロテスタント・バプテスト派の牧師で、「キング牧師」の名で知られている。アフリカ系アメリカ人で、公民権運動の指導者として活動した。「アメリカ合衆国における人種偏見を終わらせるための非暴力抵抗運動」を理由に、1964年にノーベル平和賞を受賞した。しかし、39歳の若さで暗殺される:ウィキペディア参考

「我々の(幽界の)チャーチにも激震が走った。驚きを隠せない。スピリチュアリズムこそが正当だったとは! イエスの流れをくむ、唯一の宗教だったとは! すごいことだ。二人のことだ。地上で、そのまっとうなイエスの教えを忠実に信仰しているとは! 恐れ入った! 見事だ! 賞賛に値する」

霊媒

「いえいえ、これはすべてイエスのご配慮なのです。イエスの教えは、すでに『シルバーバーチの霊訓』として示されています。これを手にしたお蔭で、私たちは今の信仰生活ができているのです。これはすべてイエスのお蔭です」

「いやいや、あの大決起集会の演説を聞けば、二人がどれほどの存在か分かる。“何としても、イエスの二千年の悲願を地上で成し遂げる所存だ。イエスの道具として、すべてを捧げていく。身を賭して働く。そして『シルバーバーチの霊訓』を世界中に広め、真のバイブルとする”。そこまで堂々と宣言したぞ。我々は感服した。我々もカトリックや他宗教と手を取り合って、立ち上がることにした。本当にすごいことだ。世紀の大決起集会となった。我々は、我々の任務を果たしていく。おまえたちも頑張ってくれ。おまえたちという存在がいて、本当に希望の光だ。救いだ。感謝に堪えん」

霊媒

「いえいえ、(私たちは)どこまでもイエスの道具にすぎません。しかし、こうしてお話を聞かせていただき、あなたのような優れた方が味方になってくださることほど、嬉しいことはありません。イエスもさぞお喜びでしょう」

「いやいや、罪を償っていかなければならない」

霊媒

「どうぞ真理を一人でも多くの方に伝えていってください。これが最高の利他愛、奉仕の道、向上の道です」

「そうであった。それを肝に銘じ、邁進する。時間を割いて悪かった。では失礼する。キング牧師だ。神に誓って。さらばだ」

間髪をいれず、3人目の霊の声がした。(男性霊)

「聖職者だった者だ。キング牧師の後を継いだ者だ。一言お礼を伝えに出てきた。我々はチャーチを捨て、あなた方のために立ち上がる。大宗教革命を起こす。その手伝いをするつもりだ」

霊媒

「本当に心強い味方がいてくださり、感謝です」

「いやいや、こちらの方こそ感謝だ。くれぐれも二人にこの気持ちを知らせてほしい。アメリカのチャーチも今、改心する者が増えているのだ。今度こそ、真っすぐにイエスの教えを信じ、スピリチュアリストとしてこの先の人生を捧げていきたいと、神に誓っているところだ」

霊媒

「これほど神様がお喜びになることはないと思います」

「何というありがたいことだ。その言葉を胸に全身全霊を傾け、成し遂げていく所存だ。ではくれぐれも二人に感謝を伝えてくれ。キング牧師の側近だった者だ」

指導霊

「ゴードンだ。神に誓って。パーフェクトだ。次行くか?」

続いて、4人目の霊が出てきた。(男性霊)

「聖職者だった者だ。アメリカで牧師をしていた。メガチャーチ。そうだ。ビリー・グラハムだ。何ということだ! 私の頭は非常に混乱している。罪の意識にさいなまれている。こうして大恥を忍んで出てきたのは、他でもない。この告白が、これからの信者に役立つと言われたからだ。自分の罪の償いの一環でもあるが……

ビリー・グラハム(1918~2018)は、米国キリスト教福音派の伝道師で、歴代大統領の精神的助言者でもあった。地域の教会の牧師から世界的に著名な伝道師となったグラハム師は、長いキャリアを通じてテレビや大規模な伝道集会で福音派の救済のメッセージを広め、多数の国民に影響を与えた。1950年に「ビリー・グラハム伝道協会」を設立した。60年以上にわたり、世界185の国と地域で2億人以上がライブで、またテレビやラジオなどを含めると20億人以上がキリストの救いをグラハム師から聞いたと言われている。99歳で死去:2018年2月22日AFPニュース、CHRISTIAN PRESSなど参考

霊媒

「あなたは、2018年に亡くなっています。死後どうだったのでしょうか?」

「驚いた。天国に行けると思っていた。それなりの地位を得ていたから。自分で言うのもなんだが、それにふさわしい場所へ赴くと思っていた。それなのに、そのはずだと思い込んでいた自分が大バカだったのだ。信じられない。“どうしてこの私がこの境遇なのだ?”の連続だった」

霊媒

「そうだったのですか。よくこの場に出て告白してくださいました。その勇気を、イエスはとても喜んでおられると思います」

「ああ、何ということだ! イエスが神ではなかったとは! キリスト教は、嘘の聖書で固められた間違った宗教だったとは! 私は何という罪を犯したのだ! 多くの者に説いてきた。インターネットを悪用した。その分、たいへんな道のりをかけて償っていかなければならない」

霊媒

「スピリチュアリズムの教えは学ばれているのでしょうか?」

「今はまだ混乱し、動揺している身で、とても無理だ。でも何とか気持ちを整理したいと思っている。取り乱してすまなかったが、これから他界する者が、このようにならないことを祈るばかりだ」

霊媒

「スピリチュアリズムという唯一の救いの道、希望の道があるのです。キリスト教の教えを、きっぱりと捨て去る日がくることを祈っています」

「ああ、何と! 私に慈悲を、情けをかけてくれるというのか?」

霊媒

「ええ、必ず救われますから。どうか、キリスト教を捨て、イエスの本当の教えを学んでください。そしてその信仰を通して、救いを得てください。それを人々に伝えていってください。本当です。本当の希望がここにありますから。スピリチュアリズムには、イエスの愛の教えがつまっているのです」

「ああ、そうする。そういう日がくるよう努力する。かたじけない。ビリー・グラハムだ。神に誓って。では失礼する」

指導霊

「ゴードンだ。神に誓って。終了だ。パーフェクトだ」

こうしてこの日の交霊会は、11:30に終了した。

2021.06.03(木)(ピウス10世、幽界での宗教革命の状況報告)

11:00に、霊の声がした。

「教皇をしていた者だ。ピウス10世だ。神に誓って。イエスから、今の幽界での状況をざっと整理して伝えるよう仰せつかった」

霊媒

「お願いいたします」

「今、バチカンのローマ法王、教皇をやっていた者は、すべてスピリチュアリストになっている。側近だった者もそうだ。20世紀以降だけでなく、それ以前の者もすべてだ。それから英国国教会もそうだ。大主教をしていた者も、すべて一応、改宗した。ヨーロッパ・ロシアの牧師や神父だった者たちも、バチカンの激動を受け、後に続いている。続々とスピリチュアリストになっている。それから米国だ。キング牧師の関連の者は改宗している。福音派だが、ビリー・グラハムの声を聞いて分かるかと思うが、魂が揺さぶられている状況だ。特に福音派は、こうした状態にある。これがキリスト教の状況だ。イスラム教徒やヒンズー教徒だった者も目覚めつつある。幽界では、そうかからないうちに(しっかりと)目覚めるようになる。幽界でのモスクも徐々に消え去る。ざっと(の説明)だが、幽界でのイエスの再臨(降臨)の影響は絶大で、人類史上かつてなかった聖職者の大解放が、急速に進められた。これは奇跡だ! 我々はスピリチュアリストの一大勢力を形成して、神にお仕えする! イエスの指示のもと、地上人類の大解放に向けて全身全霊で臨む体制だ。全力を尽くす」

霊媒

「本当に頼もしいかぎりです。感謝しております」

「いやいや、状況を知らせるよう、イエスから仰せつかったのだ。こちらこそ恩に着る。ではさらばだ。ピウス10世だ。神に誓って」

指導霊

「ゴードンだ。神に誓って。パーフェクトだ。間違いない」

2021.06.06(日)(ピウス10世、幽界での宗教革命の状況報告の追加事項)

サークル内で、「本当にすべての教皇が改心しているのか?」「ピウス10世がなぜ教皇の代表として登場しているのか?」について、話題になった。

14:00頃、指導霊(ゴードン)の声がした。「ゴードンだ。神に誓って。(改心しているのは)教皇すべてだ」

15:00に、今度はピウス10世自身が登場した。

「ピウス10世だ。神に誓って。追加事項がある。まず教皇のことだが、すべてだ。すべて、スピリチュアリストになった。(再度確認した)

“私がなぜ教皇を代表しているのか”ということだが、私が20世紀を境に、(それより)前の世代と後の世代を取り持つのにちょうど良かったからだ。19世紀の教皇たちの中にも、まだ改宗していない者がいた。それよりもっと前の教皇たちのことだが、カルマの深さ、罪の深さなどいろいろあったが、さすがに(すでに)目覚めている」

指導霊

「ゴードンだ。神に誓って。ここまでパーフェクトだ」

「それから、スピリチュアリズム・インフォメーションでも取り上げていた、エホバ(ものみの塔)、末日聖徒(モルモン教、)セブンスデー・アドベンチスト、統一教会などの宗派の者たちも、ようやく目覚めつつあるぞ。霊の世界では、事実とかけ離れた教えであることは一目瞭然である。自分たちの宗派にしがみついていることが“おかしい”と、(信者自身が)感じるようになった。そうした意味でもイエスの再臨に、度肝を抜かれたのだ。スピリチュアリズムにイエスが現れたのだから。とにかくこうした宗派(再臨派)にも激震が走ったのは間違いない。以上だ。ピウス10世だ」

指導霊

「ゴードンだ。神に誓って。間違いない。パーフェクトだ」

2021.06.07(月)

10:25に、アインシュタインが登場した。

アインシュタイン

「アインシュタインだ。○○霊媒の名前)、久しぶりだな。たいへんな貢献をしている。幽界はすごいことになっているぞ! 唯物論者や科学者だった者たちの間にも激震が走っている。イエスのあの神々しいお姿を(彼らに)見せつけたのだ! あの者たちの驚きようといったらないぞ! 自分たちの計算で、どう考えてもあのような存在は導き出せないからだ。皆、目を疑い、自分の頭がおかしくなってしまったのかと、度肝を抜かれている。そのイエスがさらに口を開くと、卒倒しそうになる者まで現れた。“神は、私の背後におられる”と、言われたのだ。圧巻だ! 圧倒されて(皆)ひれ伏すしかないような状況だった。大混乱に陥っている。今の状況報告だ。アインシュタインだ。神に誓って」

指導霊

「よくやったぞ。ゴードンだ。神に誓って」

2021.06.10(木)(サークルの学習会に参加した霊の感想)

通信を受ける前の週の土曜日(6月5日)にサークルの学習会が行われ、メンバーが「スピリチュアリズムの全体像」の講義練習をした宗教の観点からの全体像、ユーチューブで公開)。直前に「多くの霊たちが講義を聴きに来る」との連絡があった。後日、講義を聴いた霊たちから通信が届けられた。    

11:30に、霊の声がした。(男性霊)

「神に誓って。聖職者だった者だ。恥を忍んで出てきた」

霊媒

「あなたはキリスト教の間違いは……(最後まで言う前に声がした)」

「ああ、大いに分かっている。悔やんだ。後悔した。それは地上の比ではない。“もがき苦しむ”とはこういうことを言うのかと、初めて知った。だが、今ではようやく落ち着いた。背後の霊には感謝している」

霊媒

「そうでしたか。では、今はキリスト教を捨てて、新しい教えを学んでおられるのですか?」

「ああ、つい先日、そちらの会(学習会)に参加して驚いた。あのように地上の宗教の間違いを見事に、端的に切れるとは恐れ入った。そうだ。あの指摘どおりだ。我々は、地上でいったい何をしてきたのだろうと、思い返した。自分の人生を無駄にしたというレベルではない。地上に多大な被害、害を及ぼしたのだ。どれほどの者に(間違った教えを)説いてきたのだろうと思うと、胸が締め付けられる。アメリカの牧師だった。ビリー・グラハムではない。別の者だ。メソジストだった。そうだ。(幽界で)バーノン・ムーアにも指導を受けたぞバーノン・ムーアは元牧師で、シルバーバーチの交霊会のレギュラーメンバーだった。彼はバーバネルの死後、アメリカに渡ってスピリチュアリズムの伝道に携わってきた)。自分が地上で大きな悪影響を及ぼしてきたことを実感し、後悔している。私は今、霊界の真理を学んでいる。イエスの本当の教えだ。それがスピリチュアリズムであることも、はっきりと知ることになった。こちらの世界へ来て。何という情けないことだ。スピリチュアリズムは知っていたのに、“死者と話をするなんてバカげたことだ”くらいにしか考えてこなかった。今、大いに悔いている。(今さら)仕方のないことなのだが……。スピリチュアリズムが正統だ。イエスの教えだ。神の啓示を受けたイエスの教えそのものなのだ。今は、元信者に説いて回らなければならないと、その準備をしている。そちらの方たちには、本当に恩に着る。イエスの出現には驚愕した。あの再臨は、まさにスピリチュアリズムしかなし得ないことだ。どの地上の宗教も色あせ、朽ちて見えるほどの差を実感した。スピリチュアリズム以外のすべての宗教は、クズだ。本当に感謝に堪えん。では、さらばだ。行くとする」

指導霊

「ゴードンだ。神に誓って。パーフェクトだ。次行くか?」

続いて、2人目の霊が出てきた。(男性霊)

「聖職者だった者だ。驚いた。学習会だ。信じられない。地上の人間があれほどの広い視野で地上の宗教を眺められるとは、恐れ入った」

霊媒

「イエスが、シルバーバーチを道具として降ろしてくださった本当の教え、『シルバーバーチの霊訓』があったお蔭なのです。その真理を整理し、体系化しています」

「そうなのか。それにしても信じがたいほど(すごいこと)だ。あのスピリチュアリズムがイエスにつながっていたとは、思いもよらなかった。地上時代にスピリチュアリズムは知っていたのだ。死者とのコミュニケーションをとって、死後の世界があることを信じている者たちの集まりぐらいにしか考えていなかった」

霊媒

「あなたの地上時代を教えてください」

「ああ、アメリカ人だ。福音派だ。大きな教会でも説いていたが、引退し、亡くなった者だ。今はスピリチュアリズムを学び、得心し、これから多くの元信者に会って、間違いを詫び、新しい教えを伝え直さないといけないことを痛感している。本当に懺悔の日々だったのだ。今はようやく希望の光が見えた。それはあなた方のことだ。イエスの本当の教えを説いて、実践している者がいたとは! 先日の講義はいたく感動した。地上人で正しくイエスの教えを説ける者は、あなた方しかいないと確信している」

霊媒

「すべてはイエスのご配慮です。『シルバーバーチの霊訓』を地上に降ろしてくださったお蔭で、イエスの本当の教えを知り、それにそって生きようと決心できたのです」

「何を言うのだ。その姿勢に頭が下がる。たとえそれを知ったとしても、私は受け入れることはできなかっただろう。何しろスピリチュアリズムをサタン扱いしていたのだから。情けないにもほどがある」

霊媒

「いえいえ、人類は二千年もの間、霊的無知の状態だったのです。無理もありません。今から霊的事実を知って、新しく生まれ変わる時なのです」

「そう言ってもらえると、心がいくらか安まる。お礼を言うために、恥を忍んで出てきた。では、さらばだ」

指導霊

「ゴードンだ。パーフェクトだ。次行くか?」

しばらくして、3人目の霊が出てきた。(男性霊)

「聖職者だった者だ。(少し中断する)すまない、取り乱して。恥を忍んで出てきた。先日の講義を聴かせてもらった。驚いた。なぜこれを地上から言えるのか。今は、あなた方の言うことがよく伝わる。よく理解できる。少し前までは、これを受け入れられなかったことを思うと、奇跡だ。大きな反省と取り返しのつかない後悔の念にさらされた。それは一気にきた。こちらの世界へ来て、現実を目の当たりにし、卒倒しそうになった。今はだいぶ持ち直したが、多くの者にキリスト教の教えを説いてきただけに、やはり自分のことというより、信徒たちに対し、心から詫び、真実の教えを説いていかねばならないと思った。そちらには、感謝しかない。イエスの教えを地上で真っ先に知り、それを正しく理解し、実践に移しているのだから。考えられないことだ。私たちから見れば、まさにエリート集団だな。それだけは言える」

霊媒

「私たちはイエスの霊団の道具にすぎません。すべてはイエスのご配慮によるものなのです。しかし、勇気を持って私たちにお話しくださり、感謝しております」

「こちらのセリフだ。感謝に堪えない。どうか、そちらの代表者に伝えてくれ。あのようなサークルをまとめ上げる(つくり上げる)のは、さぞ大変なことだっただろうと。だが、少しでもあなた方のことを見倣い、私も今度こそは一スピリチュアリストとして自ら立ち、これまで私を信頼し、ついてきてくれた者に心から詫び、新しい教えを説きたいと願っている。“おお、神よ。どうか、私の切なる願いをお聞き届けください。私は本当に生まれ変わって、一から再出発したいと、ただそれだけをあなたにすがって、許していただくしかすべがありません”」

霊媒

「神はすでに、あなたのことを許してくださっています。イエスの本当の教えを受け入れたあなたのことを、さぞ喜んでおられることでしょう。私たちもまだまだ途上の身です。これからも真理の学びを通して、その普及(伝道)のために、共に力を尽くしてまいりましょう。地上時代のことは、思い出せますか?」

「ああ、アメリカだ。恥ずかしいが、異端だった。モルモン教だ。イエスの再臨は、自分(我々)にとって、最大の出来事だ。スピリチュアリズムしかできぬことだ。それがはっきりと分かっただけでも、すごいことだ。ではよろしく伝えてくれ」

指導霊

「ゴードンだ。神に誓って。パーフェクトだ」

12:20にいったん通信を終え、13:10に再開する。

4人目の霊の声がした。(男性霊)

「聖職者だった者だ。恥を忍んで出てきた。キリスト教の間違いは大いに分かっている。講義を聴き、目からうろこが落ちた。あんなに単純明快でいて、しっかり魂に届く話があっただろうか。(私は)神学の難解で複雑な夾雑物きょうざつぶつを学んでいた。頭にたたき込んでいた。自分が、あまりにも情けない。神学者だった者だ。英国だ。あのようなバカげた、ウソで塗り固められた教えを皆の前で堂々と説いていたとは、本当に愚かで恥ずかしいかぎりだ。宗教の間違いは、よく理解できた。キリスト教を捨てた今は、真理の内容がものすごいスピードで吸収できるようになり、自分でも驚いている。それほど真なるものを渇望していたのだ。魂の枯渇状態だったのだ。今は感謝している。イエスが現れたことも。スピリチュアリズムは偉大だ。それこそ、真実だ。とにかくお礼が言いたかった。そうせずにはいられない。前に進むために。あなた方は希望の光だ。我々は見倣っていく」

霊媒

「私たちはどこまでも、イエスの道具にすぎません。すべてはイエス様がご配慮くださったのです。しかし、いろいろとお話を伺うことができ、感謝しております」

「こちらの方こそだ。感謝に堪えん。では行くとする。さらばだ」

指導霊

「ゴードンだ。神に誓って。パーフェクトだ。あと1人だ」

続いて、5人目の霊が出てきた。(女性霊)

「聖職者だった者です。シスターの取りまとめをしておりました。英国です。一言、お礼が言いたくて、出てまいりました。あなた方のことです。そちらの多くの方たちが講義をしてくださり、感謝に堪えません。皆で聴かせていただき、地上の宗教の間違いがしっかりと分かると同時に、私たちがこれからやらなければならないことも、改めて認識することができました。本当に感謝に堪えません。今回は、聖職者(特に指導的立場にある者)が大勢集い、皆、心して聴くことができました。これから課題は山積みですが、あなた方という頼もしい先輩がいてくださいますので、がんばってまいります。どうか、皆さまによろしく伝えてください。では、さようなら。失礼いたします」

指導霊

「ゴードンだ。神に誓って。パーフェクトだ。一応終了だ」

13:30に、指導霊(ゴードン)から「もう1人できるか?」との通信がきた。

すぐに、6人目の霊の声がした。(男性霊)

「聖職者だった者だ。死んで10年ほどだ。だが改心した。神のご加護としか言いようがない。私は本当に幸運だ。あなた方にも、お礼を言わなければならない。そちらのサークルに通い続けた者だ」

霊媒

「そうだったのですか。あなたはもう、スピリチュアリズムを受け入れて、学んでおられるのですね」

「そうなのだ。本当に導きがあった。そちらに通いながら確信を持った。スピリチュアリズムこそが、主流だと。主流というより唯一、源流を受け継ぐものだと。感謝してもしきれない。どうか、地上人のために、後世に続く者たちのために、踏ん張ってほしい。自分で言うのも何だが、救われた者として声を大にして言いたい。あなた方は、霊界と地上をつなぐ唯一の窓口だと。我々も、(地上時代に)英国とアメリカでキリスト教を教えてきて、スピリチュアリズムがあったのに、なぜそれを拒絶したのかと、今(受け入れられていることを)思うと不思議でならない」

霊媒

「皆、地上の間違った教えに洗脳されてきました。二千年間、ずっと霊的無知だったのです」

「そうだな。さんざん後悔したが、前に進もうと決意でき、感謝に堪えない。どうかこれを継続して、後世につなげてほしい。感謝だ。では失礼する」

指導霊

「ゴードンだ。神に誓って。終了だ。パーフェクトだ。よくやった」

2021.06.12(土)

15:55に、1人目の霊の声がした。(男性霊)

「聖職者だった者だ。恥を忍んで出てきた」

霊媒

「あなたはキリスト教の間違いは分かっておられますか?」

「大いに分かっている。反省した。ここに出られて嬉しく思う。そちらで学ばせてもらい恩に着る。お礼を言うために出てきた。では」

その後、間髪をいれずに、2人目の霊が出てきた。(男性霊)

「唯物論者だった者だ。そちらで学んで驚いた。今、ようやく死後の世界について、霊について、スピリチュアリズムの全体像など学ばせてもらい、よく理解した。頭だけではない。心(魂)も実感したということだ。感謝に堪えん。地上では名の知れた科学者だった。アメリカだ。他界して30年ほどだ。驚いた。目に見えない世界を知って、自分の視野の狭さを思い知らされた。宇宙を研究していたのに、何だったのかと。神が(それを)造られたという結論を出せなかった。そもそも神がいないところから出発していたのだから、導き出せるはずがない。そちらには恩に着る。そちらの方によろしく伝えてほしい。イエスは架空の人物、神話くらいに思っていたのに、本当に光の姿でいらしたとは、驚いた。今は自分の認識をすっかり変えた。本当にすべての物事がしっくりいった。地上時代には謎だらけだったからだ。得心できたことを本当に嬉しく思う。では失礼する」

指導霊

「ゴードンだ。神に誓って。パーフェクトだ。少し中断する」

この霊は、カール・エドワード・セーガン(1934~1996)。彼はアメリカの天文学者で、作家としても有名。またNASAにおける惑星探査の指導者であり、懐疑論者として、その名は世界中に知られた。無神論者の筆頭として、現代懐疑論の教祖的立場に持ち上げられた:ウィキペディアなど参考

彼は次の日の交霊会に出てきて、名前を明かしている。

2021.06.13(日)

17:20に、前日の霊が出てきた。

「カール・セーガンです。あなたが指摘した通り、あの証言は私です前日、通信を受けた後、霊媒はその霊がカール・セーガンであると分かった)。私は無神論者でした。広大な宇宙を観測しながら、何ひとつ分かっていなかった。己の身を恥じています。アインシュタイン先生にも学びました。彼は本当に良くしてくださいました。私も彼に従っていこうと思っています。カール・セーガンでした」

しばらくして、2人目の霊が出てきた。(男性霊)

「唯物主義者だった者だ。恥を忍んで出てきた。驚いた。死んだらすべて終わりだと思っていたのに、相変わらず生きていて、それも死後の世界があるなんて仰天した。自分の理屈では全く通用しないということが明らかになった。そちらの会に出させてもらった。唯物主義の罪は重い」

霊媒

「そうでしたか。今は、スピリチュアリズムをかなり学んでおられるのですね」

「ああ、その一つ一つに得心がいくようになった。ありがたい。自らの殻を破ることができた時は本当に嬉しかった。視界が晴れた。こちらの世界に適応する準備ができた」

霊媒

「神についても学ばれたのでしょうか」

「ああ、アインシュタインから聞いた。私も科学者の端くれだったのに、アインシュタインはすごい。宇宙の法則をよく分かっている。もちろん神のことも。サークルの方には感謝している。イエスには驚いた。本当にいたのだと。まぶしすぎて、見ることもままならないくらいの存在だったが、イエスの位置づけもよく分かったぞ。神ではなかったが、人類の救済のために受肉した人間だ。イエスが本当にいたことを知り、嬉しく思う。感謝を伝えてくれ」

霊媒

「それは、イエスご自身がなさったことです。しかし、あなたのような方が真理に目覚めて、その声を聞かせていただき、嬉しく思っています」

「こちらこそ感謝に堪えん。では失礼する」

指導霊

「ゴードンだ。神に誓って。パーフェクトだ」

この一連の通信から、アインシュタインが幽界に留まっている“科学者の地縛霊”の覚醒と救済のために貢献している様子が分かる。

その後、3人目の霊が出てきた。(男性霊)

「聖職者だった者だ。かつて、米国のセブンスデー・アドベンチストの信者だった。そちらの方たちが、イエスの本当の教えを説教していると聞き、参加させてもらった。驚いた。自分の教義とは何だったのだろうと、それほど地上の宗教が間違っていたことを知った。己を恥じた。だが、これからはあなた方を見倣い、精進していく。以上、一言お礼だけ言わせてもらった。さらばだ」

指導霊

「ゴードンだ。神に誓って。パーフェクトだ」

続いて、4人目の霊が出てきた。(男性霊)

「聖職者だった者だ。恥を忍んで出てきた。こうして出てきたのは、一言、礼を言うためだ。そちらの方たちには、本当に感謝している。そちらで開いている学習会といい、日曜の礼拝といい、本物のチャーチの見本を示してくれている。これからのチャーチは、巨大組織のような、組織優先のものではないのだな。

ああ、私はメガチャーチでも説教してきた。愚かだったと思っている。米国の牧師だった。霊界(幽界)へ来て分かったのは、今までやってきたことはすべて間違いで、神の教えに反していたということだ。先日の(そちらの)会でも、それを学んだ。我々が大いに反省すべき点だ。だがイエスの再臨を、あのイエスのお姿を拝し、我々にも、地上にも、今なおイエスは働きかけてくださっているのだと、それを知って感謝に堪えない。それがスピリチュアリズムだったとは驚いた。今、(自分の)盲目状態がすっかり取れていることは、感謝以外の何ものでもない。恩に着る。そちらの方にもお礼を伝えてくれ。さらばだ」

指導霊

「ゴードンだ。神に誓って。パーフェクトだ」

続いて、5人目の霊が出てきた。(男性霊)

「聖職者だった者だ。キリスト教の間違いは大いに分かっている。先日のそちらの会に出た。イエスも参加していて、ものすごく驚いた。やはりスピリチュアリズムこそが人類への福音なのだと確信した。(地上)人生を本当に誤ったが、今は希望に満ちている。これから我々も、イエスのもとに集う地上のあなた方を見倣い、精進していく。イエスが興したスピリチュアリズムを、人々に説いていけるよう努力するつもりだ。お礼が言いたくて出てきた。では失礼する」

指導霊

「ゴードンだ。神に誓って。パーフェクトだ」

続いて、6人目の霊が出てきた。(女性霊)

「マザーだった者です。シスターの取りまとめをしておりました。本当に、感謝に堪えません。先日の会では、私たちの宗教が地上に悪影響を及ぼしていたことを自覚し、申し訳ないと心から詫びました。しかし、イエスがお出ましになられ、“共に戦う”との強い励ましのお言葉を賜り、私たちも、やらなければならないことを前向きにやっていこうと思えるようになったのです。本当に感謝に堪えません。そちらの方にも感謝を伝えてください。イエスの再臨に、お力添えくださったようで、感謝に堪えませんと」

霊媒

「すべてはイエスご自身でやられたことです。私たちはイエスの道具にすぎません。でも、お話をお聞かせくださり、感謝しています」

「そんなご謙遜を。必ず伝えてください」

霊媒

「かしこまりました」

「それでは失礼します」

指導霊

「ゴードンだ。神に誓って。パーフェクトだ。終了だ」

2021.06.30(水)

13:13に、霊の声がした。

「聖職者だった者だ」

霊媒

「キリスト教だった方ですか?」

「ああ、そうだ。教皇だ。ピウス10世だ。神に誓って」

通信が途絶える。すると、指導霊(ゴードン)が「今、大勢の者を改心させている」と伝えてきた。

再び、霊の声がした。

「ピウス10世だ。神に誓って。本当に幽界はすごいことになっている。前にも言ったとおり、大勢の者が次々とキリスト教を捨て、改心し、スピリチュアリストに転向している。すごいことだ。神が、我々を見捨てなかったことだけでも、どれほど救われる思いがしたことか! それぞれの教皇が多くの者に間違った説法をしたわけだが、歴代の教皇たちで結束して事を進めているためか、皆が次々と改宗してくれて、本当にありがたいと思っている。そちらの会(サークル)の学習会や礼拝にも、多くの元信徒が出席させてもらい、改宗の後押しをしてもらっている。感謝に堪えん。やはりイエスの再臨は、絶大なる影響力を持っている。これが、地上世界にも及んでいくことを心から願う。ピウス10世だ。神に誓って」

指導霊

「ゴードンだ。パーフェクトだ。神に誓って」続けて「まだ、解放中だ。朝からやっているぞ」と言った。しばらくして、再度ゴードンの声がした。「大勢救っているぞ。ぐんぐん救っているぞ!」

14:25に、霊が出てきた。

「聖職者だった者だ」

霊媒

「生前、何の宗教を信じていたのですか?」

「キリスト教だったが、異端だった。アメリカだ。それほど前ではない」

霊媒

「亡くなって何年経つのですか?」

「5~6年だ。驚いた。今回の出来事だ。皆、次々と改心していった。私もまわりの様子を見て、(後に)続くことにした。生前あれほどキリスト教を信じてきたのが嘘のようだ。こちらの世界へ来てまず驚いたのは、想像していた場所とは違っていたことだ」

通信が中断する。18:00に、再び霊の声がした。

「聖職者だった者だ。先程、中断した者だ。(死後の世界へ来て)キリスト教の教義とは全く違うことに、だんだん気づいてきた。私の場合は、比較的早く目覚めることができ、感謝だ。そちらの会(サークル)にもお世話になった。再臨は本当に驚いた。その日がくるのを待ち望んでいたが、まさか、スピリチュアリズムからそれが実現するとは。しかも、地上のそちらの方が、いろいろと尽力したというではないか。驚き以外の何ものでもない。さすがイエスの直属の弟子というだけのことはある。いや、それ以上だ。賞賛に値する」

指導霊

「ゴードンだ。ここまでパーフェクトだ」

霊媒

「再臨はどこまでも、イエスがなさったことです。サークルの人間は、イエスの道具としてやっているにすぎません」

「いやいや、とにかく感謝しかない。そちらの皆さんに伝えてくれ。心から感謝していると。我々クエーカー教徒も、手を尽くして、イエスの本当の教えを伝えていくと」

霊媒

「承知いたしました。皆に伝えます」

「そうしてくれ。頼む。では、さらばだ」

指導霊

「ゴードンだ。パーフェクトだ」

2021.07.05(月)

朝8:55に、指導霊(ゴードン)が出てきて「大勢解放しているぞ!」と知らせてきた。その後もずっと気分が悪く、霊がそばにいることを感じた。

すると、9:15に霊の声がした。(男性霊)

「聖職者だった者だ。キリスト教の間違いは大いに分かっている。アメリカのメガチャーチで説いていた者だ。こちらの世界へ来て驚いた。想像の世界とは全く違っていたからだ。地上の名声や地位など、全く通用しないことが分かった。さらに驚いたのは、サタンがいないことだ。贖罪説も、三位一体も間違っていたことだ。イエスは神ではないということも分かった。イエスの幽界での再臨を見て、イエスと我々を創造した神との区別がようやくついたのだ。神は別にいる。間違いなくいる。まず、それがようやく分かっただけでも救われた気分だ。長いこと苦しみ、自らを責めたりもした。地上人生を無駄にしたが、今、真実に目覚めたことを、本当に感謝している。そちらの二人には世話になった。イエスに出会わせてくれた。イエスは高貴な光を発して姿を現された。イエスは、神とは違っていた。それを大いに得心したのだ。こちらの世界で」

霊媒

「イエスも本当に喜んでおられることと思います。ご自身が神の座に祭り上げられるのを、嫌っておられましたから」

「そうか、そうだったのか。それを皆が地上で知っていたら、あのような地上の悲劇・惨状はなかったのかもしれない。とにかく自分は人生を無駄にした。今は、魂が大いに納得して、嬉しく思っている」

霊媒

「地上人は、二千年もの間、霊的無知の状態にあって、キリスト教に洗脳されてきましたから、無理もありません。それと、あなたの地上人生は、死後の霊的目覚めのために必要な経験だったのではないでしょうか?」

「そう言ってくれて恩に着る。多くの者に(キリスト教の教えを)説いてきた罪は、免(まぬが)れない。今、スピリチュアリズムを学んでいる。これから大勢の人たち一人一人に(それを)説いてまわるのを、むしろ喜びとしている」

霊媒

「それは、神もイエスも、さぞ喜んでおられることと思います」

「そうか、そう言ってくれると嬉しい。感謝だ。では、そちらの二人によろしく伝えてくれ」

霊媒

「かしこまりました。伝えます」

「では、さらばだ。失礼する」

指導霊

「ゴードンだ。神に誓って。パーフェクトだ。次行くか?」

続いて、2人目の霊が出てきた。(男性霊)

「聖職者だった者だ。ああ、キリスト教だ。モルモン教、アメリカだ。私もようやく霊的目覚めの時を迎えて、感謝しかない」

通信が途絶える。しばらくして再開した。

「ああ、すまなかった。取り乱した。とにかく苦しんだのだ。自分の信じてきた教義と、こちらの世界へ来てからの常識というものにギャップがあったのだ。少しずつ、一つ一つ得心していった。その過程が辛かったが、今は晴れ晴れとした心境だ。スピリチュアリズムが死後の世界に共通した宗教だったとは、本当に恐れ入った。スピリチュアリズムは知っていたから。亡くなってから、50年以上経つ。当時は、死者の声を取り次ぐ霊媒のことを、本当にバカにしていた。そんな自分が情けない。自分こそ大バカだったのだ。幽界でのイエスの再臨は、感謝以外の何ものでもない。そちらの二人が紹介してくれた。イエスを連れてきてくれた。イエスは輝いていた。今まで見たことのないすごい光景だった。そこでイエスは、スピリチュアリズムの人類救済のリーダーだということが分かった。神ではなかったということだ。心から得心がいった。神は別にいた。うまく表現できないが、神は本当にいらっしゃるのだ。それをこちらの世界へ来て、今になって、ようやく実感できるようになった。神の光の場所へ出ることができ、ようやく分かった。神は、我々をお見捨てにならなかったと。イエスとは違う存在だ。イエスと神は違うということが分かったのだ。イエスはスピリチュアリズムを興した人物だ。あれほど霊格が高い人はいないということだ」

霊媒

「いろいろと深い内容をお聞かせくださり、ありがとうございます」

「いやいや、こちらこそ、恩に着る。では、失礼する」

指導霊

「ゴードンだ。パーフェクトだ。神に誓って。いったん終了する」

しばらくして、3人目の霊が出てきた。(男性霊)

「聖職者だった者だ。本当にすまなかった。地上にいた時、スピリチュアリズムを本当に批判していたのだ。こちらの世界へ来て、キリスト教の間違いを突き付けられ、大いに苦しんだ。自分の考えを変えるということが、これほど大変なことなのかと、思い知ったのだ。私は、英国国教会で牧師をしていた者だ。一牧師にすぎないが、スピリチュアリズムを嫌っていたことを、自らの過ちを大いに恥じたのだ」

霊媒

「国教会のカンタベリー大主教だった方たちは、皆、スピリチュアリズムに改宗しておられます」

「そうなのだ。この度の幽界での宗教革命で、私たちの方こそ一掃されなければならない存在だったのかと、それを痛感したのだ。突き付けられたのだ。キリスト教を取るのか、スピリチュアリズムに改宗するのか、(選択を)迫られたのだ。私だけではない。聖職者だった者たちは皆、そうだ。“キリシタンの踏み絵”というものが日本にあったそうだな。それだ。とにかく、人生最大の危機的状況に、我々は追い込まれた。だが、キリスト教をきっぱりと捨て、スピリチュアリズムに改心できたのは、感謝以外の何ものでもない。神の恩寵があったことに他ならない。明らかに救いを求めたのだ。心の底から神にすがった。すると(神は)私を許し、霧を晴らしてくださったのだ。光が見えるようになった。そこで私は神が本当にいることを初めて知った。それは、イエスではなかったのだ。イエス(のこと)は、幽界の再臨で初めてそのお姿を拝した。イエスは実在する人物で、神ではなかった。が、人類救済のために、神の啓示を降ろしてくださったのだ。こちらの世界へ来て、本当に良かった。今から思えばということだが、盲目状態から脱することができたことを、心から感謝している。そちらの二人には感謝している」

霊媒

「あれ(幽界再臨)は、すべてイエスがやったことです。二人はイエスの道具としてやっています」

「そうだったのか。スピリチュアリズムというのは、すごい威力を持ったものなのだな。恩に着る。ではこれで失礼する。さらばだ」

指導霊

「ゴードンだ。神に誓って。大勢救ったぞ。ここまでパーフェクトだ。あと1人だ」

続いて、4人目の霊の声がした。(男性霊)

「聖職者だった者だ。いやあ、そちらの二人には恩に着る。本当に感謝しかない。神とイエスは、別だったということだ。イエスは人類救済の大事業に関わる指導者だったのだ。神とは別だ。神は我々の親だ。そこが全く違った。もちろん三位一体論や贖罪説の間違いも分かった。地上人は、でたらめな説をつくってしまったんだな。イエスを神の座に祭り上げていたことも間違いだ。死後こちらの世界へ来て(それを)学んだ。改心を迫られ苦しんだが、今はすっぱりキリスト教を捨てた。私も英国国教会の一牧師だった。スピリチュアリズムしか、神の宗教ではないのだな。それがよく分かった。私も地上時代、スピリチュアリズムを猛烈に嫌って批判したのだ。我ながら情けない。ここで心から詫びる。すまなかった。とにかくお礼を二人に伝えてほしい。感謝しかないと」

霊媒

「伝えます。二人はどこまでも、イエスの道具としてやっています」

「幽界のイエスの再臨はすごかった。キリスト教の、神=イエスという認識は捨てたが、信じてきた人がイエスで(あったことに)、“そこだけは救われた”と思っている。そちらの二人には恩に着る。では、さらばだ」

指導霊

「ゴードンだ。パーフェクトだ。神に誓って」

この日の交霊会では、イエスが幽界に降臨(再臨)した際、イエスと直接会ったキリスト教徒の地縛霊からの通信が中心となっています。イエスの姿を見た地縛霊の驚きと感動が、ひしひしと伝わってきます。彼らはイエスの神々しい姿を拝して、キリスト教の間違いに気がつき、改宗することになりました。この日、証言した霊たちは地上時代、キリスト教の指導者としての立場にあり、多くの信者に間違った教えを説いてきました。それを悔い、「これから信者一人一人に会って、キリスト教の間違いを説き、罪を償っていきたい」と述べています。

彼らの中には、地上時代にスピリチュアリズムを知っていただけでなく、スピリチュアリズムを猛烈に批判していた者もいます。スピリチュアリズムを“サタンの手先”のように思っていました。そうした聖職者たちが「イエスの幽界降臨」に直面し、それまでの考え方を180度変えることになりました。そしてスピリチュアリズムを受け入れ、その信者(スピリチュアリスト)になったのです。

今回の証言では、「そちらの二人」という言葉がしばしば出てきますが、すでに述べたように、それはサークルの2人のメンバーを指しています。2人は睡眠中に幽体離脱をして幽界に赴き、地縛状態にある霊たちに向けて説教をしたり、イエスの幽界降臨に際しては、前座(露払い)を務めています。それが地縛霊たちの「霊的覚醒」を促し、大きな影響をもたらすことになりました。

とは言え、2人の使命と役割は、霊媒が繰り返し述べているように、イエス自身の計画の中で与えられたものです。地縛霊たちには、地上の2人がイエスの幽界降臨を導いたかのように映りましたが、そうではありません。イエスの幽界降臨は、すべてイエスが決断したことです。サークルの2人はどこまでも、「イエスの地上の道具」として役目を果たしているにすぎません。しかし、それを通して多くの地縛霊が解放されたことを知って、心から喜んでいます。イエスの道具として地縛霊の救済に貢献できることを、神に感謝しています。

2021.07.08(木)

この日の交霊会では、7月3日のサークルの学習会に参加した霊からの証言が届けられました。学習会では、「宗教の観点からのスピリチュアリズムの全体像」の講義練習をしました。

朝7:40に、指導霊(ゴードン)の声がした。2人のヒーラーに霊的エネルギーのサポートを頼んだ。

指導霊

「ゴードンだ。神に誓って。おっ、強力な助っ人が来たな」

霊媒

「よろしくお願いいたします」

すぐに、1人目の霊が出てきた。(男性霊)

「聖職者だった者だ。キリスト教の間違いは大いに分かっている。英国で牧師をしていた。国教会だ。この前の会(学習会)に参加させてもらった。宗教の弊害というのは大きいものだということが、よく分かった。地上にいたときは、そんなことなど思いも寄らなかったからだ。そちらのようなスピリチュアリズムのサークルがあることを、本当に奇跡だと思っている。イエスの本物の教えを体系化しているのだから。“すごい”の一言だ。それを皆が理解して語れるのだから。英国にもスピリチュアリズムがあったが、サークルにしても霊能力の発揮場所にすぎない。こうして真理をサークルの皆で語ることなど、あり得ないのだ。そこが素晴らしい。勉強になった。礼を言う」

霊媒

「貴重なお話を聞かせてくださり、嬉しく思います」

「いやいや、こちらこそ感謝だ。では失礼する」

指導霊

「ゴードンだ。神に誓って。パーフェクトだ。次行くぞ」

続いて、2人目の霊が出てきた。(男性霊)

「聖職者だった者だ。私も英国国教会で牧師をしていた。今はスピリチュアリズムに改心した。キリスト教の間違いは、十分に分かっている。先日のそちらの講義を聴き、感動した。内容が整理されていて、すごい。聖書の教義や神学とは全く異なり、分かりやすく、まさに真理を純粋なまま整理したという印象だ。サークルの皆で、こうした勉強をするということがすごい。英国のスピリチュアリスト・チャーチは、キリスト教の教会に毛が生えた程度にすぎない。多少は“霊の声”を聞いて、相談に乗っているが、真理を勉強していない。これは大問題だ」

霊媒

「私たちは英国に降ろされた『シルバーバーチの霊訓』を正しく理解し、正しく実践しようと、ここまでやってきた者たちの集まりです。これが、イエスの願いにかなうと信じています」

「そうだとも。その通りだ。地上で『シルバーバーチの霊訓』が真の教えだということを確信し、信仰しているところがすごい。自分は、地上ではスピリチュアリズムをバカにしていたのだ。大いに反省している。しかし、今の英国のスピリチュアリズムは、評価できない。我々、幽界の元クリスチャンたちの方が、スピリチュアリストらしいと自負している」

霊媒

「それはおっしゃる通りだと思います。あなた方は、純粋な信仰心を持っておられます。スピリチュアリズムに改宗されたのですから、最強です」

「そうか。そう言ってくれるとは、ありがたい。ではこれで失礼する。感謝だ。さらばだ」

指導霊

「ゴードンだ。パーフェクトだ。神に誓って。いったん終了する」

14:25に、指導霊が出てきた。「ゴードンだ。神に誓って。まだ、続きがあるぞ」。そこで、2人のヒーラーに霊的エネルギーのサポートを頼んだ。

すぐに、3人目の霊が出てきた。(男性霊)

「聖職者だった者だ。キリスト教徒だった。アメリカで牧師をしていた。愚かだった。スピリチュアリズムは知っていたが、サタンだと思って近づかなかった。だから(死後)、イエスがスピリチュアリズム運動を主導していると聞いて驚いた。イエスはキリスト教とは、何の関わりもなかったのだ。こちらの世界へ来てショックだった。自分が信じてきた世界とは、まるで違っていた。天国ではなかったということだ。長いこと暗闇に置かれた。だが、幽界での宗教改革によって、私も盲目状態から目覚めることができたのだ。幽界での再臨は圧巻だった。誰もがひれ伏すほど圧倒された。イエスこそ、スピリチュアリズムの人類救済運動を指揮しておられる方だったのだ。イエスの真実を知ることができ、感謝だ。そちらでは、先日、宗教の間違いについて学ばせてもらった。私も地上時代、牧師だった一人として、大いに反省した。イエスを悲しませてきたのだと、痛感した。これから、我々もスピリチュアリストとして生まれ変わり、そちらの方たちを見倣っていこうと思う。特に二人には感謝しかない。イエスを連れてきてくれたことだ。恩に着る」

霊媒

「それは、すべてイエスがやったことです。二人はイエスの道具としてやっています」

「それにしてもすごいことだ。地上人でそれをやった人間はいないし、(幽界の)再臨が本当に実現したことすら、夢のようだ。では、そろそろ失礼する。二人にお礼を伝えてくれ」

霊媒

「承知いたしました。伝えます」

指導霊

「ゴードンだ。パーフェクトだ。神に誓って。ここで終了する」

幽界における宗教革命の進展にともない、“地縛霊のグループ”にいた聖職者たちは、地上時代の宗教(信仰)の間違いを自覚するようになり、スピリチュアリズムの真の意味を悟ることになりました。交霊会で証言した霊たちは、サークルの学習会に参加することで、スピリチュアリズムこそが本当の宗教であることを認めるようになりました。生前、自分たちが批判してきたスピリチュアリズムが、イエス主導の“地球人類救済運動”であることを知って、スピリチュアリストとしての道を歩み出すことになったのです。スピリチュアリズムに貢献することを決意したのです。

この日、現れた2人の英国国教会の聖職者が、現在の英国のスピリチュアリズムに対して厳しい意見を述べています。私たちも、英国のスピリチュアリズムがイエスの願いに適うものになってほしいと思っています。イエスの教えである『シルバーバーチの霊訓』を中心とした“真のスピリチュアリズム”になってくれることを心から願っています。

2021.07.29(木)

19:20に霊が出てきたが、対話ができなかった。そこで、ヒーラーに霊的エネルギーのサポートを頼んだ。

21:25に、霊の声がした。(男性霊)

「聖職者だった者だ」

霊媒

「あなたの生前のことを教えてください」

「イタリアのカトリックだ。神父だった」

霊媒

「あなたは、今まで(私に)ずっとついていた方ですか?」

「ずっとではないが、連れてこられた」

霊媒

「今でもキリスト教を信じていますか?」

「いや、一言お礼が言いたくて出てきた。そちらのサークルの二人が、イエスを連れてきてくれた。そのうちの一人が、こちらに来て、説法をしてくれた」

霊媒

「どんな話をしたのでしょう?」

「死後の世界で人は永遠に生きるとか、地上人と死んで霊界にいる者との違い、天国と地獄の意味、神とイエスの違い、キリスト教の間違いについて語ってくれた。とにかく大変ためになる話を聞いた。本当に感謝している。私は別の世界へと旅立つ。一言お礼が言いたかった。よろしく伝えてくれ」

霊媒

「かしこまりました。伝えます。話を聞かせていただき、ありがとうございました」

「では失礼する。さらばだ」

指導霊

「ゴードンだ。神に誓って。いいぞ。新しいエネルギーだな」

霊媒

「いつもとは別のヒーラーがやってくれています」

指導霊

「そうか。具合がいいぞ」

間髪をいれず、2人目の霊が出てきた。(男性霊)

「聖職者だった者だ。キリスト教の間違いは大いに分かっている。幽界でのイエスの再臨は本当に感謝だ。そちらの二人に礼を申し上げる」

霊媒

「すべてはイエスがなさっていることです。二人はイエスの道具としてやっています」

「そうだったのか。イエスがスピリチュアリズムを興したとは、驚いた。イエスのお姿は神々しかった(イエスの幽界降臨のこと)。今でも魂に焼き付いている。神ではなかったが、偉大な霊だ。またそちらのサークルの一人が、幽界に来て説法をしてくれた。その場には、わからずやの霊もたくさん連れてこられていたが、その人は根気よく、分かりやすく語っていた。我々も大いに参考にさせてもらった。これについても礼を申し上げる。地上人がわざわざ幽界に足を運んで話をしてくれることなど、これまでなかったことだ。本当に感謝だ」

霊媒

「それは良かったです。どこまでもイエスの道具としてやっているまでですが、本人も喜びます。伝えます」

「そうしてくれ。感謝だ。では失礼する」

指導霊

「ゴードンだ。パーフェクトだ。神に誓って。終了する」

2021.07.30(金)

朝、指導霊(ゴードン)が出てきて「昨日は(霊を)大解放していた」と伝えてきた。

その後、6:30に霊の声がした。(男性霊)

「聖職者だった者だ。一言、お礼が言いたくて出てきた。そちらの一人が、こちら(幽界)に出向いて真理を分かりやすく説いてくれている。今や大人気の地上人だ。またそちらの二人が、イエスを連れてきてくれた。我々にとって、イエスとの出会いは人生最大の出来事で、それを実現してくれた二人は、まさに命の恩人だ。我々の信じてきたイエスは、間違いなく人類救済の使命を帯びて地上に誕生してくれたのだと分かった。それを知ったことは大いなる救いだ」

霊媒

「幽界の再臨は、イエスが計画してなさっていることです。二人はどこまでも、イエスの道具としてやっています」

「そんな言い方をしなくても分かるぞ。二人がどれだけ優れた人間かは。とにかく恩に着る。さらばだ」

指導霊

「ゴードンだ。ここまでパーフェクトだ。神に誓って。今も(霊を)解放中だ」

間髪をいれず、2人目の霊が出てきた。(男性霊)

「聖職者だった者だ。私も礼が言いたい。そちらの二人がイエスを連れてきてくれた。心の底から感動し、涙が溢れた。イエスはスピリチュアリズムの主導者だということを知って驚いたが、神ではないことは肌(魂)で感じて分かる。またそちらの一人が、こちらに出向いて説法をしてくれている。いろいろな霊に説いて回っているが、分かりやすく説得力がある。皆が毎回、楽しみにしている」

霊媒

「幽界の再臨は、イエスが計画してなさっていることです。二人はどこまでも、イエスの道具としてやっています」

「何を言う。現実にイエスを連れてきてくれたではないか。とにかくお礼を伝えてくれ。恩に着ると」

霊媒

「かしこまりました。伝えます。あなたの生前のことを教えてください」

「イタリアのカトリックの神父だった。改心するのにだいぶ時間がかかったが、改心してからは、その進展がすこぶる早くて驚いている。自分はもうスピリチュアリストだと自負している」

霊媒

「そうでしたか。本当に良かったです」

「では行くとする。さらばだ」

指導霊

「ゴードンだ。ここまでパーフェクトだ。神に誓って。次行くぞ」

続いて、3人目の霊が出てきた。(女性霊)

「シスターだった者です。アメリカにいました。今は改心してスピリチュアリストになっています。お礼が言いたくて出てまいりました。そちらの二人の方に、ぜひ伝えてください。私たちがあなた方のお蔭でどれほど救われた思いでいるかと。スピリチュアリストの手本ですわ。お話もお上手です。お二人とも。女性の方は、そちらの礼拝の時に、イエスが背後にいて、霊的に一体となっています。また、幽界にもお出ましになって語ってくださいます。イエスといつも共に行動されていて、羨ましいかぎりです」

霊媒

「その時の様子を聞かせてください」

「ええ。イエスはいつも後ろにいらして、神々しい光を放っておられます。最初にその方が話をされて、その後、あの神々しい光と共に、慈悲深い愛の存在(である)イエス様が表に出てくださるのです(イエスの愛の思いが霊媒にも伝わってきた)。私たちは、初めて魂が満たされるのを実感しました。かつて幽界の古びた教会で賛美歌を歌っていた時は、全く実感できなかったのです。スピリチュアリズムの偉大さを知りました。これを学ばなければ、イエスの姿を拝することなどできませんでした。そちらの一人の方がわざわざこちらに出向いて、実に分かりやすく真理を語ってくださいます。毎回、大いに納得いたしております。いろいろな者(霊)が連れてこられます。その方は多くの霊たちの前で堂々と語ってくださり、スピリチュアリストの見本だと感謝しております」

霊媒

「そうでしたか。イエスの再臨も説法についても、すべてイエスが計画し、実行に移しておられることです。二人はイエスの道具としてやっています」

「そうでしたか。そろそろお暇します。くれぐれもよろしくお礼を伝えてください」

霊媒

「かしこまりました。伝えます」

指導霊

「ゴードンだ。パーフェクトだ。神に誓って」

ここで紹介した一連の地縛霊の証言を通して、イエスが二千年ぶりに霊界下層(幽界)に降臨するという驚愕の事実が明らかにされました。イエスの降臨(再臨)など現実にはあり得ないだろうと思っていたキリスト教徒の地縛霊にとって、その出来事は天地がひっくり返るほどの衝撃をもたらしました。地縛霊たちはイエスの姿を見、イエスから声をかけられたことで驚き、感動し、キリスト教を捨ててスピリチュアリストとして生き直す決心をしました。スピリチュアリズムがイエスによって興された「人類救済運動」であることを知り、イエスの願いにそって生きようと決意したのです。

イエスの幽界降臨をきっかけに、宗教関係の地縛霊のグループが次々と崩壊し、それがスピリチュアリズムに吸収されるという、新しい宗教的統合の動きが発生しました。こうした幽界における大変動は、それほど時間をおかずに地上世界にも及ぶことになります。


2021年に、イエスの二千年来の悲願である「地上再臨」が実現しました。そしてそれとほぼ同時期に、「イエスの幽界降臨」が実現しました。それにともなって幽界に大激震が走り、大量の地縛霊が解放されることになったのです。何十億もの聖職者・宗教者の地縛霊が霊的に目覚め、スピリチュアリストとしての道を歩み出すことになったのです。

今回、取り上げた地縛霊の証言は、イエスが幽界に降臨してから、わずか数か月の間に届けられたものです。ごく短期間に、幽界の状況を根底から変化させるような動きが生じたのです。イエスが地上に再臨しなければ、幽界への降臨もなく、これほど大量の地縛霊が短期間のうちに救われるようなことはありませんでした。おそらく、千年もの時を要することになったでしょう。

こうして救済された無数の地縛霊たちは、地上で展開しているスピリチュアリズム運動のために働くことになります。聖職者・宗教者の地縛霊の大解放によって幽界に“大宗教革命”が起きたように、今後、地上世界にも大変動が生じるようになります。予想もつかないような出来事が、次々と発生するようになります。

「イエスの地上再臨」によって地球人類は、霊界から莫大な霊力が降り注がれる“霊的新時代”を迎えることになったのです。

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