地球人類にとっての真のバイブル

シルバーバーチの霊訓(10)

『シルバーバーチの霊訓(10)』表紙

POD版
種類 Amazon POD版のペーパーバック
原書 Light from Silver Birch
著者 パム・リーバ(編)
近藤千雄(訳)
発行日 2022年1月20日
ページ数 237ページ
ISBN 978-4-905275-23-7
価格 1,925円(税込)
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本書は、1988年に株式会社潮文社から出版され、その後絶版になっていた『シルバーバーチの霊訓(10)』を改題して復刻したものです。なお、復刻にあたって近藤千雄氏による翻訳時以降の状況の変化を考慮し、スピリチュアリズム普及会により、訳注などの一部を削除したり修正しています。

目次

  • 巻頭言
  • まえがき
  • 1章シルバーバーチの挨拶
  • 2章何のために生まれてくるのか
  • 3章生きがいある人生を送るには
  • 4章死ぬということはどういうことか
  • 5章死んだあと、どうなるのか
  • 6章音楽を語る
  • 7章再生問題を語る
  • 8章背後霊の仕事
  • 9章人生は霊的巡礼の旅
  • 10章質問に答える
  • 11章シルバーバーチの祈り
  • 12章シルバーバーチと私―モーリス・バーバネル

「まえがき」より

人間は何のために生まれてくるのだろうか。

死んだらどうなるのだろうか。

もっと幸せで生き甲斐のある生活を送るにはどうすればよいのか。

天地万物の背後には知的な“こころ”が存在するのだろうか。

物的宇宙に、そして人間に、何か“計画”というものがあるのだろうか。

知性の芽生えとともに、人類はこうした謎を追求しつづけてきた。そして今その解答が、かつて同じこの地球で生活し今は一段と次元の高い世界へ進化して行っている人類の先輩霊の一人によってもたらされつつある。

その霊は人間の無知の暗闇を照らす松明の持ち手としての使命を引き受け、地上で語るための霊媒としてモーリス・バーバネルを選んだ。

間もなくそのバーバネルを通して語るメッセージに耳を傾ける小さなグループができた。そしてそのうちの一人で“フリート街の法王”(英国ジャーナリズム界の御意見番)の異名をもつハンネン・スワッファーの名を冠して“ハンネン・スワッファー・ホームサークル”を正式の名称とした。

そのメンバーのうちの三人は世襲的にはユダヤ教徒であり、さらに三人はキリスト教徒だった。が、シルバーバーチと名のるその霊は、

「われわれが忠誠を捧げるのは一つの教義でもなく、一冊の書物でもなく、一個の教会でもなく、生命の大霊とその永遠不変の大自然の摂理です」

と語るのだった。

一人の人間が人類全体の命運を左右することは現実にあり得ることである。イエスがそうだったし、ヒトラーがそうだった。このモーリス・バーバネルとシルバーバーチという二つの世界にまたがるコンビは、以来、数え切れないほどの人々の人生を変え、悲しむ人には慰めを、絶望の淵に沈む人には希望を与え、今や世界のすみずみまでその愛好者が増えつつある。

ところで、そのシルバーバーチとはいったい何者であろうか。

それについては、最も身近な存在である霊媒のバーバネルも、一九二〇年に初めて入神させられてシルバーバーチのマウスピースとなった時に何も知らなかったことは、間違いない事実である。そしてそれから六十一年後に他界するまで、もしかしたら知っていたかもしれないが、ひとことも口にしていない。

が、彼はその六十一年の歳月を支配霊シルバーバーチの語るメッセージを世界中に広めることに献身した。他界する当日まで倦むことなく忠実にその使命を全うし続けた。本書には彼による最後の交霊会の霊言が収録されている。

私はこの霊言集を次の三人の先達に捧げたい。すなわち優れた編集者であり、ジャーナリストであり、作家であり、また実業家としての才も見せた霊媒のモーリス・バーバネル、四十九年間にわたってその地上でのよき伴侶であった奥さんのシルビア、そしてサークルのメンバーであり同時に霊言の速記者でもあったフランシス・ムーア女史である。

パム・リーバ

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