新刊書紹介
『スピリチュアル・ヒーリングとホリスティック医学』
――霊的エネルギー療法の本質と将来の医学の方向性
日本スピリチュアル・ヒーラーグループ 発刊
ニューズレター第34号
日本スピリチュアル・ヒーラーグループは、スピリチュアリズム普及活動の一環として、ヒーリング奉仕ならびに啓蒙活動を行ってきました。“スピリチュアル・ヒーリング”は、ご存知のようにスピリチュアリズムの思想、特にシルバーバーチの思想を基にしています。シルバーバーチによって示されたヒーリングに関する見解や霊的知識は膨大です。
本書(『スピリチュアル・ヒーリングとホリスティック医学』)では、それらを体系化して整理し、スピリチュアル・ヒーリングの理論と実践のアウトラインを理解しやすいようにまとめました。
本書の目的
本書の発行については、いくつかの目的があります。
■1つ目の目的は――本書を通してスピリチュアリズムにおいて展開しているヒーリングの素晴らしさと卓越性を、一人でも多くの方々に理解していただくことです。さらにはスピリチュアル・ヒーリングの素晴らしさを通じて、スピリチュアリズムそのものの素晴らしさ・シルバーバーチの霊訓の素晴らしさを知っていただくことです。
すなわち「スピリチュアリズムとスピリチュアル・ヒーリングのPRをすること」が、本書の第一の目的です。
■2つ目の目的は――
それを通じて、世の中から“ニセモノ”のヒーリングを排除することを目指しています。
■3つ目の目的は――スピリチュアル・ヒーリングとホリスティック医学と民間療法を全体的に見通し説明できる“理論モデル”を提示し、医学ならびに治療に関する広範で総合的な知識を提供することです。
■4つ目の目的は――スピリチュアル・ヒーリングの理論を通じて、医学全体を広い視野から理解し、ホリスティック医学の目指すべき方向を明示することです。
■5つ目の目的は――スピリチュアル・ヒーリングが、ホリスティック医学の中心的立場に立つことの必要性を訴えることです。本書では、ホリスティック医学がスピリチュアル・ヒーリングを中心として確立されたときに、質的に大きく進化発展することを明らかにしています。
■6つ目の目的は――人類の長い歴史において、医学と宗教は常に一体関係を保ってきました。それが近代になって分離し、現代では医学と宗教は対立するものと考えられるようになっています。しかし霊的視点から見たときに、医学と宗教は一体関係を保って進歩すべきものです。本書では、近代以降、分裂してしまった医学と宗教を再統合する方向性ときっかけを提供します。
スピリチュアル・ヒーリングは“霊魂観”に立脚した治療法で、まさに医学と宗教を一体化させるものなのです。
本書には、こうした目的があります。
すべてのオリジナリティーは、シルバーバーチの霊訓より
本書を初めて読まれる方は、その内容の斬新性・スケールの大きさに驚かれることでしょう。しかし本書に示された見解・知識・理論のすべてのソースは、『シルバーバーチの霊訓』の中にあります。シルバーバーチの霊訓が存在しなかったならば、本書の作成は不可能でした。手がかりさえも得られませんでした。その意味で本書のすべてのオリジナリティーは、シルバーバーチの霊訓にあるということになります。
本書の価格について
本書は、1冊2,600円(税別)で市販の書籍に比べ少し高くなっています。先に出版した『ホリスティック健康学・ホリスティック栄養学入門』と同様に、大部であることと、自費出版である(発行部数が少ない)ために、この価格設定となりました。ご了承ください。
ホームページでの無料公開について
本書の全文を、日本スピリチュアル・ヒーラーグループの第2ホームページ「“スピリット・ヒーリング” ライブラリー」に掲載いたしますので、自由に無料でご覧いただけます。
本書のお申し込みについて
本書のお申し込みは、「日本スピリチュアル・ヒーラーグループ」と「スピリチュアリズム普及会」でお受けいたします。ヒーラーグループへのご注文は、お電話かファックスでお願いいたします。普及会へのご注文は、お電話かファックス以外に、インターネットでもお受けいたします。(*ファックスでのご注文の場合には、お名前・住所・電話番号・冊数を明記してくださいますよう、お願いいたします。)
本書の目次を、ご紹介いたします。
- はじめに ホリスティック医学の登場と霊的問題の喚起
- 現代西洋医学とホリスティック医学の登場
- ホリスティック医学の本質と特徴
- 新たな「霊の問題」の提起
- 本書の目的と構成
- 第1章 シャーマニズム医術と、近代スピリチュアル・ヒーリングの成立
- シャーマニズムによる霊的医術
- 近代スピリチュアル・ヒーリングの登場
- スピリチュアル・ヒーリングと現代科学の対立
- スピリチュアリズムとスピリチュアル・ヒーリングの関係
- 第2章 スピリチュアル・ヒーリングの身体観
- 身体観をめぐる問題
- スピリチュアル・ヒーリングの身体観……「霊体と肉体の二重構造論」
- インド伝統医学の身体観
- 神智学の身体観
- バイブレーショナル・メディスン(波動医学)の身体観
- 中国伝統医学の身体観
- ◆ 本章のまとめとキーポイント
- 第3章 スピリチュアル・ヒーリングの健康観と健康理論
- 「現代西洋医学」と「ホリスティック医学」の、健康観・病気観の比較
- スピリチュアル・ヒーリングの「霊的エネルギー循環システム」と健康観
- スピリチュアル・ヒーリングの病気観
- インド伝統医学の健康観・病気観
- 中国伝統医学の健康観・病気観
- 「霊的エネルギー」から「肉体エネルギー」への転換
- ◆ 本章のまとめとキーポイント
- 第4章 スピリチュアル・ヒーリングの治療観と治療理論
- 「ホリスティック医学」の治療理念……“自然治癒力が病気を治す”
- スピリチュアル・ヒーリングの治療観
- スピリチュアル・ヒーリングの「治療メカニズム」と「治療領域理論」
- スピリチュアル・ヒーリングにおける「治癒率」と「カルマの問題」
- インド伝統医学の治療観と治療レベル
- 中国伝統医学の治療観と治療レベル
- 「ホメオパシー」と「花療法」の治療理論と問題点
- ◆ 本章のまとめとキーポイント
- 第5章 スピリチュアル・ヒーリングの治療エネルギーとスピリット・ヒーリング(治療エネルギー理論、スピリチュアル・ヒーリングの分類、スピリット・ヒーラー理論)
- スピリチュアル・ヒーリングの定義と、ヒーラーの霊的能力
- 霊医(スピリット・ドクター)の存在と、最高レベルのヒーリング
- 「治療エネルギー理論」と、スピリチュアル・ヒーリングの分類
- 「スピリット・ヒーラー理論」……「スピリット・ヒーリング」を成立させるための絶対条件とは?
- 治療形式の違う、他の「スピリット・ヒーリング」
- スピリット・ヒーリング(霊医による治療)の意味するもの
- ◆ 本章のまとめとキーポイント
- 第6章 心の問題とスピリチュアル・ヒーリング――心身問題と心身相関医学、心の病気(精神障害)とその治療
- 「心の影響力」をめぐる心身医学と現代医学の対立
- 「霊的エネルギー循環理論」から見た心身関係
- 中国「気の医学」と心身問題
- 「心とは何か?」……心をめぐる論争(脳の産物か、霊魂か)
- スピリチュアリズムの「心」と「霊」についての見解
- 「霊的エネルギー循環理論」から見た心の成長と、心の病気(精神障害)
- 「霊的エネルギー循環システム」から見た、心へのエネルギー補充法
- 「スピリット・ヒーリング」は最高のエネルギー補充法
- 最も根本的な「心の病気」の治療法……「霊的人生観・霊的価値観の確立」と「利他愛の実践」こそが、根本的な精神障害の治療法
- 無視できない食事・栄養素と心の病気の関係
- 心の病気に対するホリスティック(トータル的)な治療の必要性
- 心の病気治療の進め方
- ◆ 本章のまとめとキーポイント
- 第7章 憑依による精神病とスピリチュアル・ヒーリング――統合失調症とその治療
- 現代の精神医学と統合失調症
- 除霊治療の歴史と、現代の除霊治療の問題点
- 除霊治療とスピリット・ヒーリングの共通性……“霊魂観”を前提とした医療
- 憑依現象のメカニズムと、憑依のバリエーション
- 憑依現象の進行プロセス
- 憑依の被害者……「霊媒体質者」
- 憑依への自己防衛努力……最も理想的な解決法・治療法
- 世間一般の除霊治療の限界と、患者に対する現実の対処方法
- スピリット・ヒーリングによる除霊と、霊的エネルギーの補給
- 統合失調症に対する霊的な見方……本当は不幸な出来事ではない
- ◆ 本章のまとめとキーポイント
- 第8章 おわりに(スピリチュアル・ヒーリングの歴史的意義と、新たなホリスティック医学の確立)
- スピリチュアル・ヒーリングの「霊的要素」と「総合的な医学理論」
- スピリチュアル・ヒーリングは、最高次元のホリスティック医学……スピリチュアル・ヒーリングを取り入れたホリスティック医学の確立を!
- スピリット・ヒーリングの本質……「高次元の宗教」と「高度のホリスティック医学」の合体
- スピリチュアル・ヒーリングに対する公正な検証の必要性
- スピリチュアル・ヒーリングの受容についての問題
- スピリチュアル・ヒーリングの発展と、市民権の獲得
- スピリチュアル・ヒーリングがもたらす人類の「意識改革」と「霊的救済」
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