日本スピリチュアル・ヒーラーグループからのお知らせ
第1回公開スピリチュアル・ヒーリング開かれる
ニューズレター第24号
去る10月12日、名古屋市の東桜会館で、第1回「公開スピリチュアル・ヒーリング」を開催いたしました。多くの方々から参加の申し込みをいただき定員オーバーとなったため、一部の方にはやむをえずお断りすることになりました。当日の様子は後でお伝えいたします。
「日本スピリチュアル・ヒーラーグループ」によるヒーリング・ボランティア
スピリチュアリズム普及会のヒーラーからなる日本スピリチュアル・ヒーラーグループでは、スピリチュアリズム普及のための活動の一環として、遠隔治療によるヒーリング・ボランティアを行ってきました。さらに月に1度、現代医学の病院で、直接ヒーリングのボランティアも行ってきました。最近ではスピリチュアル・ヒーリングに関心を持つ医師の方々も増え、たびたび連絡をいただくようになっています。こうした状況を通じて、予想以上にスピリチュアル・ヒーリングが日本国内に浸透しつつあることを実感しています。
ヒーラーグループの活動内容については、ホームページで可能なかぎり公開していますので、関心のある方はご覧ください。
- ホームページアドレス https://spiritualhealing-volunteer.jp/
- TEL/FAX 052-526-0434
「スピリチュアル・ヒーリング」の2つの特徴
スピリチュアル・ヒーリングは、気功や手かざし療法などの他のヒーリングとは、次のような2つの点で根本的に異なっています。
まず1つは――「ヒーリングは、どこまでも霊的真理普及の一環として行われている」ということです。スピリチュアル・ヒーリングの目的は、ヒーリングを通じて霊的世界の存在を人々に知らせることなのです。「病気を治してほしい!」と願っている患者の皆さんにとっては
スピリチュアル・ヒーリングは、肉体の救いよりも霊的救いを重視するヒーリングで、この点で、他のヒーリングと際立った違いがあります。歴史上最高のスピリチュアル・ヒーラーと言われたハリー・エドワーズも、スピリチュアル・ヒーリングの目的が病気の治療ではなく霊的覚醒にあることを、シルバーバーチから繰り返し教えられています。
世の中には、ヒーリングの治癒率だけを誇張して自分を売り込もうとする治療師が多く見られますが、本物のスピリチュアル・ヒーリングでは、そうしたことは一切ありません。
もう1つのスピリチュアル・ヒーリングの特徴は――「地上のヒーラーが治療を行うのではなく、霊界の医師団が治療を行う」ということです。他のどのような治療法でも、治療の主役は医師であったり治療師なのですが、スピリチュアル・ヒーリングでは主役は「霊医」であり、地上のヒーラーは「霊医の道具」として働いているに過ぎません。
優れたスピリチュアル・ヒーラーの資格は、人格性・霊性によって決定されます。ヒーラーには霊的能力ばかりでなく、道具としての徹底した謙虚さが要求されます。霊界の医者達と地上のヒーラーの思いが一つとなって連携が正しく行われるとき、ヒーリングは最高の結果をもたらすのです。
「自分が病気を治してやる」といった意識は、単なるヒーラーの思い上がりであって、真の愛情ではありません。世の多くの自称スピリチュアル・ヒーラーは、自己の名誉心や虚栄心にとらわれています。スピリチュアル・ヒーリングは霊界の人々によって行われるものである以上、本来ならば治療に対する報酬など期待するものではありません。神のために奉仕するチャンスが与えられたことを、ヒーラーはひたすら感謝すべき立場にあるのです。
スピリチュアル・ヒーリングの治療効果
誰もがスピリチュアル・ヒーリングの“治癒率”に関心を向けますが、スピリチュアル・ヒーリングの結果は、患者本人の霊的エネルギーの受容性とカルマの清算状況によって決められます。同じヒーラーの治療を受けても、治る人と治らない人がいるのはそのためです。
ヒーラーからは、相手の霊的レベル(霊的部分)に向けて「霊的治癒エネルギー」が注入されます。しかし患者の側にそれを受け入れる窓が開いていないと、霊的治癒エネルギーは霊的レベルまでは届かずに、精神レベルやサイキックレベル(霊体レベル)、あるいは肉体レベルでとどまってしまいます。
もちろんそのレベルでの治療はそれなりに進行しますし、人によっては、それで身体の異常が一時的に消滅したり奇跡的に治ったりします(*気功や手当療法などは、こうしたケースが多いのです。)しかし身体の根本的な治癒プロセスが働いているわけではないため、やがて病気がぶり返すようになります。
治癒エネルギーが患者の霊的レベルに届くと、そこから精神→霊体→肉体というプロセスをへて全身にエネルギーが循環するようになります。この過程がスピリチュアル・ヒーリングでは一瞬のうちに行われることで、奇跡的な治癒が現実のものとなるのです。
ヒーラーは常に、こうした完璧な結果が現れてほしいと願って治療に臨みますが、どのような結果になるのか、相手のどのレベルまで治癒エネルギーが届くのかは、やってみなければ分からないのです。ヒーラーは、霊的レベルにエネルギーが到達することを目指してヒーリングを行ないますが、患者サイドの条件によって、サイキックレベルでのヒーリングになったり、肉体レベルでのヒーリングに終わってしまう場合があるということなのです。
第1回公開ヒーリング開催
日本スピリチュアル・ヒーラーグループではこれまで、ヒーラー側の時間的制約と患者の皆さんの経済的負担を考えて「遠隔ヒーリング」をメインに行ってきました。霊医とヒーラーの連携が正しく行われさえすれば、遠隔ヒーリングであっても、直接ヒーリングと全く同じ治療効果をもたらすことができるからです。
しかし多くの方々から、「どうしても直接ヒーリングを受けたい」「すでに病院でやっているなら、ぜひ公開ヒーリングのチャンスを設けてほしい」との声が寄せられるようになってきました。そうした要望があまりにも大きくなったため、公開ヒーリングを開催することにいたしました。
今回の公開ヒーリングの開催は、日本スピリチュアル・ヒーラーグループのホームページで公表し、参加者・治療希望者の申し込みを受け付けました。その結果、定員(50名)を上回る大勢の方々からの申し込みをいただき、先に述べたように、一部の方には参加をお断りしなければなりませんでした。
当日は30分ほどスピリチュアル・ヒーリングについての説明を聞いていただいてから、ヒーリングの実演に移りました。その日は3人の女性ヒーラーが、合計12名の皆さんにヒーリングを行いました。ヒーリングは参加者が見守る中で、厳粛な雰囲気に包まれて進められました。
ヒーリングを受けた一人一人の方にお聞きしたところ、「身体が暖かくなりました」「紫色の光が見えました」「生まれて初めての不思議な感覚を味わいました」といった感想が述べられました。
公開ヒーリングでの霊的状況
――公開ヒーリングの現場を霊視すると
今回の公開ヒーリングでは、奇跡的な治癒のケースはありませんでした。(*とは言っても治療効果は、数日後、または数週間後に現れることもあります。)
この公開ヒーリングに参加された大半の方々は、スピリチュアル・ヒーリングという高級霊界と地上が接触する現場に初めて立ち会うことになりました。参加者の皆さんは、高級霊界との接触が、あまりにも静かで澄み切った雰囲気の中で行なわれるものであることを体験され、その静けさにむしろ驚きを感じられたようです。巷のヒーリングの派手な演出とは正反対に、実に地味な雰囲気の中でヒーリングが進められることに、本当の新鮮さを感じられたようでした。
今回は参加した皆さんのほとんどが、すでにスピリチュアリズムやシルバーバーチの霊訓を知っていたこともあり、会場は最初から澄み切った高い霊的雰囲気に包まれました。その場を数百もの霊達が取り囲むように集結し、多くの霊医がヒーラーの背後で活発に活動する様子が霊視されました。霊的治癒エネルギーが会場全体に満ちあふれ、治療風景を見ている方々にも自動的に心霊治療が及び、「自分は見学していただけなのに、いつの間にか病気が癒された」という声があちらこちらで聞かれました。
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