共に本物のスピリチュアリストの手本を示していきましょう!

インフォメーションNo.27

2018年が明け、清々しい思いで新年を出発されたことと思います。私たちも、これまで以上にスピリチュアリズム普及のために努力していこうと決意を固めています。

今年は、冬季オリンピックが韓国の平昌で開催されます。実はスピリチュアリストにとっての国際大会も、4年に1度、開かれることになっています。それが“World Congress of Spiritualists(WCOS)”です。第1回目は2014年、アメリカのニューヨーク州にあるLily Dale Assemblyで開かれました。Lily Dale Assemblyは霊能者が住む村として有名で、以前テレビ番組でも取り上げられました。そして第2回目は今年の7月、イギリスのSpiritualists’ National Union(SNU)がホストとなり、アーサー・フィンドレー・カレッジで開催されます。

主な参加団体はThe National Association of Spiritualist Churches(NSAC)・The International Federation of Spiritualists(IFS)・Spiritualists’  National Union(SNU)・Spiritualist Church of Canada(SCC)など、他にもいくつかのスピリチュアリストの団体が集まります。

世界中のスピリチュアリストの絆を深めることを目的としたこの国際大会は、3日間行われ、有名な霊媒の講演や意見交換など、さまざまな交流の場が設けられています。前回の国際大会では、スピリチュアリズムの使命とスピリチュアリストの役割について意見交換がなされたようですが、活動の中に「霊的真理を指針とした実践的歩み」といった内容は一つも見られませんでした。行われた講演や活動の内容は、死後の世界の実在の証明と他界者との交流を中心としたものがほとんどでした。イギリスのスピリチュアリズムが心霊現象レベル・知識レベルにとどまっているために、国際大会もそのレベルから抜け出ていないのが現状です。

スピリチュアリズムは“シルバーバーチ霊”の登場によって、現象レベルから霊的真理を中心とする実践レベルの段階に入っています。それを理解せず、いまだに心霊現象レベルのスピリチュアリズムを標榜している国際大会には、率直に言って何の魅力も感じません。世界中のスピリチュアリストが一堂に会して交流を深めるという目的は良いと思いますが、その根幹となる「本物のスピリチュアリズムとは何か」が分かっていなければ、スピリチュアリストたちを正しい方向へ導くことはできません。それでは開催する意味がありません。

私たちは、今年行われる国際大会の内容が少しでもレベルアップし、世界のスピリチュアリズムが一日も早く「霊的真理の実践を中心とするスピリチュアリズム」へと前進していくことを心から願っています。

日本から本物のスピリチュアリズムが展開

日本ではここ数年の間に、全国各地で「シルバーバーチの読書会」が開催されるようになり、霊的真理普及を目的とする“草の根運動”が展開しています。霊的真理を人生の指針とし、真理普及をライフワークとする本物のスピリチュアリストが徐々に増えてきています。

本物のスピリチュアリストとは、霊的真理を真摯に受け止め、真に価値ある生き方を目指して努力する人です。人々の幸せを願い、霊的真理普及という最高の奉仕のために人生を捧げようとする人のことです。

シルバーバーチは――「霊的真理を知った者には、それを実践に移す責任がともないます。その責任を果たしてこそあなた方は、より優れた大霊の道具になれるのです」と言っています。そして「あなた方みずからが毎日の生活の中で、霊的真理を知った者はこれだけ立派な生き方ができるのだということを率先して見せることです」と、真理を手にした者の役目を説いています。さらに「霊的真理の重要性を理解している人たちが一致団結して真理普及にあたれば、常に霊界の大軍団が最高の導きと援助をしてくれる」ことを、何度も述べています。

スピリチュアリズムは今、新しい飛躍の時代を迎えています。世界に先駆けて、この日本で本物のスピリチュアリズムが展開を始めています。それは、背後で高級霊団がこぞって応援してくれているということです。私たち日本人には、本物のスピリチュアリストの手本を世界の人々に示していくという大きな役割が期待されているのです。

「地球人類救済」のために苦労と犠牲をいとわずに働き続けている高級霊たちの願いに応え、一人でも多くの人に最高の霊的光を届けられるよう、共に力を尽くしてまいりましょう。

世界のスピリチュアリズムが、『シルバーバーチの霊訓』を中心とする「実践的スピリチュアリズム」へと進展し、それがスタンダードとして確立していくことを心から願っています。

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